まじめにふまじめ

実践日記だったり、気になる解析をまとめていきます。

「実録」介護職から営業職へ転職してみて

超高齢社会で大変!
高齢者介護の問題で大変!
高齢者の車の事故が増えていて大変!
高齢者虐待が大変!

 
これは本当なのでしょうか?
そして、それは解決できない問題なのでしょうか?


なんとなく大変そう。。。
年金ってもらえないんでしょ?
認知症になったら終わりでしょ?
高齢者ってなんか恐い。。。


その考え、

 

「思い込んでいるだけ。知らないから恐がっているだけ。」

 

なのかもしれません。

 

介護施設での勤務経験が10年ほど。

 

ケアマネージャーと介護福祉士の資格を取得して働いていました「すいかーる」が、思うままに勝手気ままに業界について書いていきます。

 

非常に個人的な考えなのであしからず。

 

 

 

 

介護の仕事ってどうよ???

 

 

 

私はデイサービスで働いていましたが、

介護施設での勤務は忙しくとも穏やかな日々でした。

 

毎日顔なじみの利用者様(お客様)と過ごす毎日。

 

季節についてや、昔の話なんか色々と聞かせてもらって、くだらない冗談で笑ってもらえるのが楽しかったです。

 

認知症等で攻撃的になっている方もいましたが、そのような方への対応が得意で、逆にやりがいもあり、楽しく過ごせた毎日でした。

 

だが、給料が安いのですよ。。。

将来的にも上がる見込みなし

 

 

今でこそ、「処遇改善加算」で現場スタッフへのサポートもありますが、当時はそのようなサポートもありませんでしたしね。

処遇改善加算もいつなくなるのか分かったものじゃ無いですが。。。

 

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介護の仕事は幅が広いですし、役割も様々です。
3大介護とも3大介助とも言われている、代表的な仕事内容はこちら


・食事介助

・入浴介助

・排泄介助


これらの介助には当然の事ですが、対「」を対象としていますので神経を使います。


怪我をさせてしまうリスクや、相手が不快に思う事のリスク、それらに気を使いながらも時間通りに介助を行わなければならないプレッシャー。


そのような意味で、介護職員の緊張感とストレスレベルは非常に高いです。

 

 

営業職って大変でしょ?

 


私は介護現場から転職を行い、営業職に就きましたので、介護現場の緊張感については理解をしています。

 

その私から、言えること。

 

「営業職の方が緊張感は少ない」


営業職も当然緊張感はありますが、あくまでも一時の事です。

 

さらに、その緊張感はビジネスの話です。

いざとなれば辞めれば済みますよね。

※法に反してない限り。

 

しかし!

介護の対人援助は、場合によって取り返しのつかない事になります。

 

悪気がなくても、何かのタイミングで事故につながり最悪のケースを迎えた場合を想像すると恐ろしいですよね。

 

はっきり言いましょう。

 

「専門職だから」

 

このフレーズで、責任を持たされてるわりに安月給なのが介護の現場です。

 


さらに!

介護の現場は緊張しつつも、穏やかな雰囲気を出さなければならないため、非常にストレスレベルが高かったということを実感しています。


利用者様が急変した時の緊張感と比べたら、命までは左右されない営業職としての責任感なんてへっちゃらですwww

 


介護現場では本当に命を左右する判断が生じますからね。
命については責任を取る事ができません。


さらに、

最近は介護施設が訴えられる裁判も多くなってきているようです。

 

裁判実例

 
最近話題になった裁判例は
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●2013年12月、長野県の特別養護老人ホームの食堂で、准看護師が、おやつの際に入所者の女性(当時85歳)に誤ってドーナツを配った。


●女性は、ドーナツをのどに詰まらせて心肺停止状態になり、1ヶ月後、低酸素脳症で亡くなった。


●心肺停止後、ドーナツを吐き出させると呼吸が回復したため、死因はドーナツの誤嚥による窒息と認定された。


●亡くなった女性は、食べ物をまるごと飲み込む癖があり、事故が起きる1週間前に、おやつはゼリー状のものに変更されていた。この変更を、准看護師は記録等で確認すべきだとされた。


●検察の求刑通り、罰金20万円の有罪判決が下った。


●被告側は、即日控訴した。


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この裁判の是非については置いといたとしても、単純に厳しい時代になっていますね。


営業職をしていて、訴えられる事はありません。
意識的に横領や詐欺をしない限り大丈夫です。


その点だけでも、どれだけ気が楽か。。。

 

 

営業職の良いところ

 


その他にも、営業職に転職をして良かった点をまとめてみました。


・外出ができる


・昼食が自由に食べられる


・夜勤がない


・給料にインセンティブがある


・工夫次第で給料が上がる


・出張ができる


・自分で一日のスケジュールを組む事ができる


・昼寝ができる

 

まだまだ、たくさんありそうですね。

 

こんな感じで、業界について思うところを書いてまいります。

 

 

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